B型肝炎について
近年、治療法の進歩によりC型肝炎感染者は減少していますが、B型肝炎では若年者の感染者が増加しており、適切なフォローがされておらず問題になっています。
B型肝炎ウイルスは肝臓が硬くなり機能を果たさなくなる肝硬変の原因となり、肝硬変に至ると肝臓がんの発癌リスクが飛躍的に高まります。
肝臓がんの発生リスクはウイルスに感染している期間が長ければ長いほど高まりますので、若い方々の感染は早期発見が非常に重要です。
私見ですが、B型肝炎ウイルスによって発生する肝臓がんはC型肝炎ウイルスやアルコールが原因で発生する肝臓がんよりも急速に増大する印象です。
したがって、普段から専門医による定期的な診察を受けていないと早期発見が難しいと考えます。
江東区ではB型肝炎の検査を今まで受けたことがない方に無料の肝炎検診を行っております。
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https://www.city.koto.lg.jp/260502/fukushi/hoken/yobo/51914.html
B型・C型肝炎ウイルスが気になる方、以前B型肝炎やC型肝炎を指摘されたけど医療機関を受診せず放置している方などは ぜひこの機会に気にかけてみてはいかがでしょうか。
当院は肝臓専門医療機関ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
たち内科小児科クリニック
院長 舘 桂一郎